ボランティア研修を行いました。

NPO法人オハナプロジェクトでは、定期的にボランティアさん向けの社内研修を開催しています。

夏に開催した食品衛生の講習に続き、今回はクプ事業に関わるボランティアの皆さん向けに研修を行いました。

研修のテーマは「”聞く” という関わり方」です。

クプでは来場される親子の皆さんと接する機会が多いです。

クプにあそびに来てくれる皆さんが気持ちよく過ごせるように、ホッと安心して過ごせるように、話の聞き方には気を配っています。

講師は、弊社の理事であり、イロトリドリとして活躍する心理カウンセラーの茂木恵さんです。

私たちがまだオハナ合同会社だった当初からボランティア参加してくださり、

コロナ感染拡大がはじまった2020年には、「ママの心のセルフケア」をテーマにインスタLIVEにもご協力くださいました。

今を一生懸命頑張る子育て世帯の保護者の方々や、まだ上手く自己表現できないこどもたちに寄り添いたいという気持ちを強く持ってくださっています。

  • 茂木恵さんのInstagramアカウントはコチラから(ボランティア研修や企業の研修講師をお探しの方も、ぜひご覧ください)

研修では、聞き手が主役の聞き方と話し手が主役の聞き方からはじまり、

どういう聞き方だと、話している相手が「聞いてもらえている」と感じるのか、ワークを通じて体験もしました。

このワークのデモンストレーションとして、

代表の佐野さんと茂木さんが、過去に弊社に寄せられた妊娠葛藤相談を例に、聞き方の違いを披露しました。

「妊娠したかもしれない」という悩みを抱えているご本人の状況に寄り添い、相談してくれた勇気に感謝すること、

ご本人がどのような解決を求めているのか、今は何が嫌だと感じるか…

「こうしないといけないとは分かっているけど、怖い。その方法を今は選びたくない。」

私たちは、この「嫌だ」という気持ちへの寄り添いを大切にしていることが、よくご理解いただけたのではないかと思います。

※妊娠葛藤相談については、医療に関わる部分も多くあることから、妊娠葛藤相談を受けた場合には、妊娠葛藤の専門相談窓口のご案内を必ずしています。全国のにんしんSOS一覧などはコチラから。

研修の最後には、RJサークルを用いて参加者の想いを共有しました。

RJサークルは、学校でのいじめなど教育現場で実践されている対話の方法です。

様々な想いを持ち、この場にボランティア参加してくださる皆さんがより自由に、各々の力を発揮できるように、

弊社のボランティア研修ではRJサークルを用いることが多いです。

※RJサークルについてはコチラから。

クプはR4年度埼玉県NPO基金助成事業に採択頂き、これから益々頑張りたい事業のひとつです。

地域の方々に、より豊かな産前産後を過ごしていただけるように、微力ではありますが、ボランティアの皆さんと力を合わせて頑張ります!

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